
こんにちは!
地球元気アップ!の柏木章です!
V・E・フランクルの「それでも人生にイエスと言う」(春秋社)、この本をお薦めします。

フランクルは、心理学者ですが、ナチスの強制収容所に入れられ、そこから解放されるという経験を持っています。
この本は、戦争後の3回の講演を本にまとめたものです。
この本の中で、フランクルが「人生の問いのコペルニクス的転換」と呼ぶ考え方は是非、多くの人に知っていただきたいです。
そのコペルニクス的転換とは、まさに天動説から、地動説への転換のように、私たちの人生観に変革をもたらします。
その問いとは、次のようなものです。
「私は人生にまだ何が期待できるか」ではなく、「人生は私に何を期待しているか」と問うことなのです。
以下、本書27頁〜28頁からの引用です。
(改行は、私の方で独自にしております)
--引用開始--
私たちが「生きる意味があるか」と問うのは、はじめから誤っているのです。つまり、私たちは、生きる意味を問うてはならないのです。
人生こそが問いを出し私たちに問いを提起しているからです。私たちは問われている存在なのです。
私たちは、人生がたえずそのときそのときに出す問い「人生の問い」に答えなければならない。答えを出さなければならない存在なのです。
生きること自体、問われていることに他なりません。私たちが生きていくことは答えることにほかなりません。そしてそれは、生きていることに責任を担うことです。
こう考えるとまた、おそれるものはもうなにもありません。どのうような未来もこわくはありません。未来がないように思われても、こわくありません。
もう、現在がすべてであり、その現在は、人生が私たちに出すいつまでも新しい問いを含んでいるからです。
すべてはもう、そのつど私たちのどんなことが期待されているかにかかっているのです。
その際、どんな未来が私たちを待ち受けているかは、知るよしもありませんし、また知る必要もないのです。
--引用終了--
人生の意味を問うのではなく、人生の問いに答える。それが人生。
これは、まさに天動説から地動説への転換のように私たちの視点をまったく変えてしまいます。
そして、その問いは、「現在」にあるということなのです。
ですので、あなたに今、何か問題が起きているのだとしたら、それは人生の重要な問いなのです。
それに答えていくことが、まさに人生を生きるということです。
人生の意味は、あなたの考えと行動の中にあるのです。
人生の問いに答え続けること、これが生きる意味です。
フランクルのように収容所に入れられながらも、その「現在」において、考え、行動し、問いに答え続けることはできるのです。
「現在(今)」「ここ」に生きることの大切さも教えてくれる本です。
本当にいい本ですね!
お勧めします。
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